09/08/08

ロードバイクの美学(その2)

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ロードバイクには独特の美学があります。それは「ハンドルとサドルの落差」とか「ステムの突き出し量」とか「シートポストの突き出し量」とか「フォークコラムを余らせない」などで、これらに加えて「ギアの大きさ」も大きな要素となります。「フロントのチェーンリングは大きく、リアのカセットは小さく」がカッコ良いとされているのです。要するに「速そうなバイクはカッコ良い」ということですが、私のような貧脚から言うと「つらい姿勢で乗る、ギアの重いバイクがカッコ良い」となります…
初心者の方にロードバイクをお買い上げ頂き、納車時のポジション合わせのとき、私は「カッコなんか気にしないで、楽なポジションで軽いギアで楽しく走れば良いんです」と言っていますが、実は少しは気にしているのです。
今回、私はヒルクライムを口実にコンパクトクランクに換えました。しかし、富士スバルラインから戻っても私はクランクを元に戻さないでしょう… そして、お客様からそれを指摘されたら「カッコなんか気にしないで、楽しく走れれば良いんです!」と言い訳するのです…

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