12/01/31

フレーム内蔵式

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昨日の日記で紹介した「Giant/TCR Advanced SL」は本当にカッコ良いですが、組み立ては面倒でした。近年、じて吉が組み立てたロードバイクの中でも難しい部類に入ります。
特にケーブル類の取り回しが厄介でした。このTCRも昨今の流行を取り入れ、全てのケーブルがフレーム内蔵式となっています。しかし出荷状態ではインナーワイヤーを通すためのライナーがフレームに通っていないのです(この場合、ショップのメカニックが手さぐりでワイヤーを貫通させる、4本も…) GIANTのハイエンドがこの状態で出荷されるのは危機感を感じます。今後、他のブランドも同じようにライナーを通さず出荷するようになったら大変です。
またヘッドチューブ周りのケーブルの取り回しが窮屈なため、ワイヤーに無理な屈曲が付いてしまい、インナーワイヤーの滑りに影響します。なるべくストレスのかからない曲線を描かせるため、長さや交差を色々試しました。
フレーム内蔵式ケーブルはカッコ良いんですが「機能美を伴ったデザインを」と願うじて吉です。

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