14/07/18

2015モデル(Specialized)

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スペシャライズドの2015モデルの目玉は新型ターマックです。もちろん試乗してきました。
普段乗っている「スペシャライズド/ルーベSL4」が私の評価の基準です。
試乗コースは約800mの登り坂から始まりました。ダンシング時の反応がピンピンと心地良いです。車重の軽さも効いて小気味よく登ってくれます。ターマックらしさがしっかりと表れています。
その後に現れる700mの下りで驚きました。乗り心地がとても良いです。ロヴァールのホイールとSW-Turboタイヤも効いていると思いますが、フレームとフォークの振動吸収性も優れていると感じました。乗り心地が良いことは、下りでのコントロールし易さと安心感、ロングライド時の疲労軽減をもたらし、結果的に速く走れることに繋がります。
ただ単に「SL4が4年経ったからモデルチェンジした」のでなく、明らかに進化したNewターマックでした。
ロードバイクは趣味性の高い乗り物なので、スペシャライズドなどマスプロメーカーのものを嫌い、マニアックなブランドのものを選ぶお客様も多いです。しかしやはり巨大ブランドの商品開発力は高く、一つの製品を作るために掛ける人員・時間・試作品・予算は中堅ブランドとはケタが違うと感じさせられます。名門レーシングファクトリー「マクラーレン」と技術協力しながらカーボンレイアップされた試作フレームを、テストライダーが動的試験を繰り返して応力データを採り、世界唯一の自転車専用風洞実験施設で空力試験を行い、スペシャライズドが狙ったフレーム特性まで徐々に性能を高めて行きます。この開発工程を各サイズのフレームごとに行いながら、グランツールライダーが実戦投入して実地テストし、ようやく商品化されて世に送り出されます。こうして作られたNewターマックは、単に「硬い」とか「柔らかい」とか「よく進む」というだけでなく、ペダルを踏んだときにライダーの心に響く完成度の高いフレームに仕上がっていました。

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