15/10/09

ヴァリオトロニック

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今日はウベックス・ジャパンの営業さんがお店に来てくれて面白い新製品を見せてくれました。UVEXのサングラス「ヴァリオトロニック」です。
何が面白いかって言うと、レンズに液晶フィルムが貼ってあり、スイッチを押すと手動でパッとレンズの濃淡が変わるのです。この液晶調光システムはUVEXが開発したものでなく「e-Tint」という他社のシステムを使っており、スキーのゴーグルやモーターサイクル用ヘルメットでは既に商品化されていますが、眼鏡タイプではUVEXのヴァリオトロニックが初めてとのことです。
濃淡切り替えスイッチはテンプル部分に付いており、「濃い」→「薄い」→「自動」の3モードで切り替えます。「自動」では光センサーが周囲の明るさに応じて自動的に濃淡を切り替えてくれます。電源は内蔵小型リチウムバッテリ、USB充電、50時間持続です。
写真上のフルフレームタイプの「Variotronic ff」のほか、ハーフフレームの「Variotronic S」(写真下)がラインナップ。デリバリーは来年の春頃の予定。お値段はかなり高め、定価\46,440です。
私がこれを見てすぐに思ったのは「アイウェアがサイコンと連携する日は近い」ということでした。液晶でレンズの色を変えられるのなら速度やケイデンスなどの情報も表示可能でしょう。実際、スキーのゴーグルでは標高などを表示しているとのことです。レンズ色をスモークだけでなく赤系や緑系に変えることも技術的には可能だそうです。
もうちょっと安くなって、度付きに対応してくれて、サイコンと連携してくれて、濃淡切り替えが4段階くらいになって、色調切り替えも可能になったら欲しいな… と思ったけど、ちょっと要求が過ぎますね…

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