15/10/15

Di2だって壊れる

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今朝はお客様KさんのS-Worksターマックで走りました。Di2の診断のためです。
発売から6年以上が経ち、多くのお客様に御利用頂いているシマノDi2は今まで目立ったトラブルもなく「さすがのシマノクオリティ」と販売店としても安心しきっていたのですが、ここにきて数件のトラブルが立て続けに発生しました。いずれも「バッテリがすぐに上がる」という事象です。
原因はいろいろで、バッテリマウントだったり、ジャンクションだったり、バッテリそのものだったりと、故障発生源に一貫性がなく特定が難しいです。「Di2だっていつかは壊れる。壊れたら修理方法も(従来の自転車とは)全く違う」という至極当たり前のことを改めて痛感している次第です。
このターマックも「バッテリ上がり」の症状が出ました。対処して結果検証のために2時間ほど走らせます。Di2の検証なので必要以上にカチャカチャと変速させます。信号待ちのたびにバッテリ残量をチェックします。
KさんのS-Worksターマックも、一昨日の日記で紹介したS-Worksヴェンジと同じくらい凄いバイクです。Di2デュラエースのコンポ、パイオニアのペダリングモニターシステム、ロヴァールCLX40のホイール、ハンドルもステムもシートポストもS-Worksブランドを装備。このような超高級バイクのテストライドは楽しいけれど、あんまりギンギンに攻められません。スっ転んで壊したら賠償額がハンパないからね… 問題のバッテリ上がりは直ったと思います。サイクリングが一番楽しいこの季節に自転車をお預かりして申し訳ございませんでした。
Di2を御利用の方は出かける前にバッテリ残量をチェックしてから走り出しましょう。

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