15/10/28

ケーブル完全内蔵

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昨日納車したIさんのS-Worksヴェンジです。ケーブル類が1本も出ていないので作りかけの状態のように見えますがこれで完成の状態です。STIレバーから伸びたシフトケーブルとブレーキケーブルはハンドルの中を通り、さらにステムの中を抜けて、フォークコラムの内側と外側を沿わせながらフレームの中へと入って行きます。ケーブル完全内蔵バイクです。
この自転車は組むのが面倒臭かった… 今まで私が組んだロードバイクの中でいちばん面倒臭かったです。いや、「めんどくせぇ、めんどくせぇ」と繰り返し言うとオーナーのIさんに失礼ですから「難易度が高かった」と言っておきましょう。
付属の組み立てマニュアル(英語版だ!)と首っ引きで組み立てました(日本語版マニュアルが先週公開されていたのを後で知った)。特にこのハンドル周りが面倒臭かった…いや難しかったです。苦労してケーブルを通したまでは良いけれど、フロントブレーキの反応がイマイチでいろんなインナーケーブルを通し直して完成させました。
今までもケーブル内蔵式バイクは「めんどくせぇなぁ」と思いながら組んでいましたが、このヴェンジに比べれば可愛いもんです。自転車のケーブル内蔵化はどんどん過激になってゆきます。「こんな自転車ばかりになったらどうしよう」とちょっと心配になります。
文句ばかり書きましたが「S-Works Venge ViAS」フレーム定価59万円、喜んで売りますので是非買って下さい!

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