16/02/05

ムリヤリ大径化

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6年前にMさんに御購入頂いた「Anchor/XNC7」です(写真上)。今どきのMTBは「27.5″タイヤ、ディスクブレーキ、フロントダブル」が主流ですが、Mさんは「26″ナロータイヤ、Vブレーキ、3×9速コンポ」の旧式スペックを頑なに使い続けました。私も「Mさんは最新機材には興味ない人だ」と思っていました。しかし先日Mさんに「XNC7に最新型コンポとディスクブレーキを載せて、タイヤも27.5″を履かせたい」と相談されました。やはりMさんも時流には逆らえないようです。
しかし私は「それは無理でしょう」と撥ね付けてしまいました。この際、コンポ載せ替えよりも新車を丸ごと一台売り付けたい! っていうのもあるけど、「MさんのXNC7は27.5″タイヤは履けない」と判断したのです。26″から27.5″にするとタイヤの外径がかなり大きくなります。
Mさんを納得させるため、店頭在庫のMTBから27.5″ホイールを外してMさんのXNC7に履かせてみると… アレ! 履けた! XNC7はフレームのクリアランスが多めで27.5″タイヤも許容してくれたのです。というわけで「新車を買わせる」という私の企みは脆くも崩れ、MさんのXNC7は写真下のように生まれ変わりました。
載せ替えたコンポはシマノ/SLX(2×10速)、クランクのみXT、ホイールはXT、タイヤはパナレーサーのNeoモト(27.5″×2.1)、ギリギリで履けました。タイヤの大径化とディスクブレーキ化により全く違うMTBに見えますね。見た目だけでなくトレイルの走破性も格段に上がるはずです。山に行くのが楽しみですね!

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