16/08/15

小説の舞台を巡る旅

2016-08-15.jpg
今日から3日間、お店は夏休みを頂きます。私は今日と明日の2日間、1人で輪行旅行に行って参ります。北陸地方 富山県を巡る旅です。
私は高校生のときから小説家 宮本輝さんの作品が好きで、もう30年以上も彼の小説を読み続けています。彼の作品は富山県が舞台のものが多く、芥川賞受賞の代表作「螢川」も富山県中心部が舞台です。何度も小説を読みながら勝手に想像していた富山の情景ですが「いつかは実際に見てみたい」と思っていました。
昨年に出版された小説「田園発 港行き自転車」も富山が舞台ですが、この作品では主人公が富山湾沿いの旧北陸街道を自転車で走る様子が描かれています。これを読んだとき「あぁ俺もこの道を走ろう」と思い立ったのです。昨年冬に北陸新幹線が金沢まで開通し、北陸地方 日本海側も身近になりました。
しかし富山まで新幹線でピュッと行って、富山県内をチョロッと走ったのではサイクリストの皆さんに「それだけ?」って言われてしまいます。1日目の今日は長野駅で下車して峠越えに挑みながら富山県を目指します。2日目は小説の舞台をゆっくりと巡るサイクリングを楽しみたいと思います。
天気が悪そうでテンションガタ落ちなんですが、雨天決行です! 怪我しないように走ってきます。
皆さんはどんな夏休みをお過ごしですか?

TOP