17/03/23

カーボンの包帯

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お客様MさんのAnchor/RS9を納車しました(写真上)。このバイク、ちょうど半年前にも殆ど同じ仕様で納車しています(写真中)。まちがい探しのような2枚の写真ですが、微妙にフレームが変化しているのです。
実はMさん、半年前の新車の納車直後に自爆事故でこのRS9のフレームを割ってしまったのです。左シートステー(写真下)と右リアエンドが割れました。カーボンフレームの修復はかなりの出費になりますが、買ったばかりで勿体無い。今回は割れたフレームを直して復活させることとしました。
ここ最近、カーボンフレームを割ってしまうアクシデントが多いです。当店が契約している修理工房「カーボンドライジャパン」も大忙しのようです。割れたカーボンフレームは大抵が直せますが、私たちの身体は壊すと治らない場合があります。怪我だけは気を付けて走ってください。
このRS9、カーボンの包帯が痛々しいですが、これだけたっぷりと化粧カーボンが巻いてあるとデザインの一部にも見えてきます。誰かにこの修復痕をツッコまれたら「このフレームはアシンメトリーでね」なんてうそぶいてください…

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