18/07/20

下見 in 富士の樹海②

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五号目からの下りは精進湖登山道を使います。この登山道、超マイナーな道のようです。「ハイカーが少ない登山道」とは聞いていたのですが、天下の富士山ですからそれなりに登山者が居るだろうと思ってました。しかし五号目から麓の精進湖までの20km、全く人に会いませんでした。
下り初めてすぐに「グラベルロードで来なくて良かった」と思いました。MTBのサスペンションとタイヤでないと下れない道です。サドルを下げ、タイヤのエア圧を下げてガレ場をこなします。展望ポイントは全く無い道ですが構いません。景色を見る余裕がありませんから。前半は難易度の高い下りで腕がパンパンになりますが、乗車率100%で長距離ダウンヒルを楽しめます。
ひたすらに続く深い森ですが標高が下がるにつれて森の雰囲気が変わるのが楽しい。序盤は火山岩が転がる荒れた激下り。中盤は笹に囲まれながら落ち葉と土を踏みしめ倒木を乗り越えて走ります。そして終盤は独特の雰囲気の青木ヶ原樹海です。私はこの青木ヶ原樹海が好きです。優しい雰囲気ですが人が入っては為らないような空気。剥き出しの木の根と岩が苔に覆われた荒涼とした世界です。ちゃんと道筋は通っておりGPSの測位も効くので不安はありません。
14時に鳴沢にゴール。とても面白いルートでしたがサイクリングイベントで使うのはどうかな… 「MTBで富士五号目まで登って、ガレガレの激下りをダウンヒル」ってのに参加する人いるかな…

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