来期のスペシャライズドは｢Roubaix｣がモデルチェンジします。先月20日の厚木での試乗会は新型｢ルーベ｣の御披露目でした。レポートします。
｢すぐに書けよ｣と言われそうですが情報統制で今日まで書けなかったのです。今日から情報解禁です。
あの日、現行ルーベに乗って新型ルーベを見に行き、新旧じっくり乗り比べてみました。いちばん大きな違いはフロントサス｢フューチャーショック｣だと感じました。F.S.がVer2.0に進化します。新型F.S.は油圧ダンパーが内蔵され、掌に微妙に伝わる細かい振動が打ち消されています（現行F.S.はコイルスプリングのみ)。また現行F.S.では大きなギャップを超えると20mmサスがすぐに底付きしてしまうのですが、新型はバンプラバーを備えて｢ゴツン｣という底付き感が抑えられていました。ストローク20mmなのは同じ。現行F.S.よりも重くなったのですが、フレーム・フォーク・シートポストなどの軽量化により車体全体の車重は軽くなっているそうです。上級モデルはダンパー調整ダイヤル付き。
現行ルーベ乗りとしては｢この新型F.S.だけでも欲しい!｣と思ったのですが、開発者に現行ルーベとの互換を聞くと｢NO｣という返事でした。残念…
フレームのほうも｢剛性UP・空力UP・快適性UP・軽量化｣といったモデルチェンジの基本ポイントは抑えているようです。
新型ルーベ、次の日曜日のクラシックレース｢パリ ～ ルーベ｣で実戦投入!　クイックステップとボーラを応援しましょう!