20/08/19

検証 Scott/e-Ride(ヒルクライム)

昨日の定休日、新デモ車の「Scott/Scale eRIDE」をテストしてきました。当店初のEバイク試乗車です。場所は富士山。五合目までのヒルクライムでバッテリ消費とモーターパワーを検証。下りは青木ヶ原樹海をダウンヒルしてトレイルでの性能を検証してみます。


朝9時、鳴沢をスタート。満充電。アシストモードは4段階のうち上から2番目の「スポーツ」モードでスタート。この日も暑い。水を1.5L積んでいざヒルクライム!
登りルートはお馴染みの富士スバルラインでなく滝沢林道を目指しましたが、滝沢林道は通行止めでした(林道入り口に守衛さんが立っている)。というわけでスバルラインで登ります。


9:45、スバルライン料金所を通過。90分目標で登ろう。だけどバッテリ消費は常に意識しながら登ろう。
マイカー規制中のスバルラインは快適に走れました。昨日もたくさんのローディが登っていました。彼らをスイスイ追い抜いて登る私(10人くらいは抜いた)。追い抜かれることはありませんでした。「ローディをバンバン追い越して気持ち良いか?」って? いいえ、何だかとても恥ずかしかったです…


二合目を過ぎたところでバッテリ残量が4/5に(このバイクのバッテリーインジケーターは5段階表示)。
ここスバルラインでは登坂速度が15km/hを下回ることはありませんでした。アシスト感が強いのは17km/h以下で登坂しているときです。18km/h以上になるとアシスト感が薄れます。先月に試乗したスペシャライズドの「Turbo Creo」の方が”押してくれる感”が強かった。これはバイクの重さによるものだろうか?(「Turbo Creo」は13kg、私の「Scale eRIDE」は19kg)。


四合目のちょっと手前でバッテリ残量が3/5に。ゴールまであと少し。このタイムだと90分を切れるかギリギリだな… ここでアシストモードを最強の「ターボ」モードにUP! しかしアシスト感が劇的に変わるってほどじゃありませんでした。
撮影ポイントで写真をパチパチ撮りながらも残り6kmは真面目に走りました。


11:46、五合目にゴール。eバイクでも90分を切れない私… 途中で休憩を取り過ぎだな…
バッテリはまだ半分残っています。ということは総獲得標高3,000mくらいのルートでも走り切れそうです。これはいろんな所に行けそうな自転車だ。
Boschのモーターはとても静かに回ります(スペシャライズドのEバイクはモーター音が大きい)。しかし一見してEバイクと分かる見た目なのでちょっと恥ずかしい(スペシャライズドのEバイクはカッコ良い)。
Eバイクと言えども登坂中は一生懸命に漕いでいるつもりです。しかし登頂してみると脚が疲れていない。富士山五合目まで登った感覚がありません。Eバイク特有の感覚です。
登山客も外国人も来ない閑散とした五合目でゆっくり休んで樹海ダウンヒルに備えました【明日の日記に続く】

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