21/04/20

反則機材で販促するも…


日曜日のMTBイベントで私はEバイク「Scott/Scale E-Ride」を持って行きました。参加者9人のうちEバイクで走るのは私一人です。皆に合わせてペダルバイクを持って行かずEバイクを持ち込んだのは「登りセクションでラクしたい」っていう理由もあるけど、それよりも「参加者に試乗させまくってE-MTBを売り込むぞ!」という企みのほうが大きいでした。……しかしこの思惑は外れました… みんなこのEバイクに乗ってくれないんです!
私の計画はこうです。今回のルートはキツい登り坂が2本ある。とりあえず皆を自分のMTBで登らせてヘトヘトに疲れさせる。そして「もう登り坂イヤだ!」となる頃合いを見計らって「Eバイク乗ってみません?」とバイク交換する。当店のMTBメンバーは私と同じ年代(40~50代)のオジサンが中心だ。いちどコイツに乗れば楽ちんで楽しいEバイクに目覚めるはずだ! そして”御成約”って算段です!
…しかしみんなEバイクに乗ってくれませんでした。登り坂で汗をポタポタ流し苦悶の表情を浮かべながらも私のEバイクの誘いを拒み続け、頑なに自分のMTBから降りませんでした。曰く「俺はまだそっち側には行かない」「それに少しでも乗ったらもうこっち側には戻れない」「一度乗ったらもう終わりだ」だそうです。う~ん皆さん、ちゃんと自分のこともEバイクのことも懐事情も分かってるんですね。
今回は皆さんの自制心に負けました… だけど次のMTBイベントではもっとキツい坂を登らせて、俺のEバイクの誘いを断れなくしてやるぜ!

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