21/07/20

東京オリンピックを体感する①

開幕まであと3日と迫った東京オリンピックですが、ドタバタ開催・無観客・コロナ第五波・緊急事態宣言・デルタ株・音楽プロデューサーが云々…となかなか盛り上がりません。しかし自転車屋の店主としては自転車競技だけでも盛り上がって欲しい!
ロードレースが行われる7/25(日)に「お店を閉めて現地に観戦に行こうかな」と考えましたが、沿道に立っての応援は自粛要請が出ています。止めよう。TVで観戦しよう。
ではロードレースのコースを実際に走ってみよう! と今日は富士山麓に行ってきました。TV観戦の直前に実際の道を走っておけば、また違った視点でレースを楽しむことが出来るでしょう。

とは言っても全長234km・獲得標高4865mの正式コースを私が走り切れるわけありません。スタート地点の調布から多摩~相模原~道志みちまでの前半ルートは省いて、富士の裾野の後半ルートをのみを走ろう。また普段は自転車が走れない「南富士エバーグリーンライン」は迂回し「富士スピードウェイ」は省略。”正式ルートを完全再現”とはいかないまでも出来るだけ忠実に正コースをなぞり、私のレベルで何とか走り切れそうな距離106km・獲得標高2300mのルートを引きました。

朝7時の山中湖。天気は快晴。涼しくて気持ち良い。富士山もくっきり見えます。日の丸カラーのScottでいざスタート。
籠坂峠を下り、御殿場市街を抜けるころ、徐々に気温が上がってきました。R469須山交差点を曲がるところから登坂開始。今日一つ目の難所「富士山二合目」まで登ります。
富士サファリパークから二合目までの区間が正コースと違う道。「林道富士山麓線~富士山スカイライン」で迂回します。クルマが少なくて走り易い道でした。ひぐらしの鳴き声が絶え間なく響きます。
富士山二合目 水ヶ塚公園でコーラ休憩したら再スタート。ここで再びオリンピック正ルートと合流です。

富士山スカイラインを気持ち良く下っているとき、後ろから凄いスピードの自転車が! 二人のニュージーランド代表選手でした。ピッと親指を立てながら抜いて行ってくれました。
山を下り御殿場市内戻ると途端に猛烈な暑さを感じました。たまらずコンビニでアイスクリーム休憩。
富士スピードウェイのあたりをテレンコ走っていたら、今度は綺麗な二人の女子選手(どこの国の代表だったかは分からない)が。「コンニチハ」と言いながら抜いて行ってくれました。

二つ目の難所「三国峠」を登る前にドリンクボトルを満タンに。いざ平均勾配12%・最大勾配20%の難関へ! …と意気込んだのは良いけれどもう疲れちゃってこんな激坂のぼれません… しかしこの峠で各国選手の試走が見れました。イタリア代表・ドイツ代表・オーストリア代表・台湾代表、他にもいろいろ居た。代表選手の出待ち(と称した休憩)をしながらゆっくり登りました。
脚が攣りそうなのを感じながら山中湖に下り、充実感に満たされながら湖畔をゆっくり流してゴール。なかなか面白かった。
【明日の日記に続く】

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