21/07/21

東京オリンピックを体感する②

【走り終えて…】
実は私は半月前まで東京オリンピックに全然興味が無かったのですが、いざ開催されるとなり出場選手の面子を知ってから俄然興味が湧いてきました。こんな凄い顔ぶれが日本の道を走るのはジャパンカップでは有り得ない。これが最初で最後だろう。しっかり見ておこう!

しかしレース当日、沿道に立っての応援は難しいでしょう。コースの殆んどは前日(土曜日)から交通規制されて車両進入禁止(自転車含む)となるようです(立て看板で告知していた)。また沿道の公共駐車場の多くも金曜日の夜から閉鎖です。

選手に会いたかったら、試走に来る選手を待つのが良いと思います。私のように疑似コースを走るか、適当な場所で出待ちすると良いです。出待ちポイントは激坂の三国峠がお勧めですが、練習の邪魔にならない安全な場所で待ちましょう。

コースを自転車で走る際も、試走している選手の邪魔にならないよう配慮しましょう。万が一、接触事故でも起こしたら世界ニュースに載っちゃいます。後方に気を配りながら走りましょう。

また代表選手はウィルス感染に人一倍気を遣っているはずです。運良くお目当ての選手に遇えても、サインや握手や記念撮影を求めるような行為は慎み、並走したり後ろについたりするのも止めましょう。

走りながら途中で気付いたのですが、すれ違うクルマの多くが俺をガン見してくる。中にはわざわざスピードを落として俺を凝視している人もいる。そして俺のメタボ体型とヘタレ走行を見て「あ…コイツ違う」とガッカリした表情になり「紛らわしいんだよ!」という表情になる人もいる。これはちょっと嫌ですよ。クルマで走りながら選手を探している人が多いです。水・木・金曜日に自転車で走ろうと考えてる方は覚悟して下さい。

このルート、オリンピックが終わってから走るのも楽しいでしょう。常に富士山が見えるロケーション、自転車で走りやすい道、要所にコンビニとトイレ、避暑地の涼しい気候などの要素に加えて「東京オリンピックのコースを走ってるんだ!」という点が気持ちを高揚させてくれます。我々一般ライダーとは無縁の”五輪”という世界を身近に感じられるサイクリングルートです。
何かとネガティブな話題が絶えない東京オリンピック2021ですが、自転車競技の成功を祈ります。

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