22/10/19

冬期閉鎖の前に①

私が好んで走る山奥の林道は、いつでも好きな時に走れる道ばかりではありません。自然災害による復旧工事中または工事待ちで、長いあいだ通行止めの道が多いのです。加えて晩秋から初夏の頃まで”冬期閉鎖”となる林道も多いです。
そんな「通行止め林道」のひとつが先日やっと開通しました。群馬県上野村と長野県小海町を繋ぐ「K124 ぶどう峠」です。2年半ぶりの開通だそうです。しかしこの林道ももうすぐ冬期閉鎖を迎えます。行くなら今しかねぇ!

というわけで今週の定休日は西上州方面をキャンプツーリングしてきました。
一日目は上野村を起点にぶどう峠を東から越えます。次にR141を経由して十石峠を西からアタック。峠のピークあたりで野営して一夜を明かします。
二日目は十石峠を下るだけでゴール。都内で催されるNewモデル展示会に出席したいので早めに撤収します。

昨日の朝9時半にスタート。お天気は曇り時々晴れ。紅葉は見れるかな?
防寒対策装備を積んだ重いキャンプ装備ですが、今回はEバイクなので安心。アシストモードを下から2番目の「ツアーモード」に設定して、キツい登りもぐいぐい押してもらいます。11時前にはぶどう峠をパス。峠のピークでまったりしたかったのですが工事中だったのでそのまま通過。あっけないパスハントでした。

いったん下って小海と佐久穂の町を通過。ここで夕食とビールを買い出し。佐久穂町から上野村までの50kmは自販機も全く無いので、水もたっぷり買い込みます。

R299十石峠も通行止めになることが多い林道です。”酷道”として知られるR299、志賀坂峠区間と麦草峠区間は走ったことがあるのですが、十石峠区間は初めて走ります。西から登ると緩い勾配、広い道、綺麗な舗装で快適。しかし「乙女の滝」を過ぎる辺りから急に道は狭くなり、路面は荒れ、勾配も増します。いっきに増す秘境感、いいぞ良いぞぉ!

15時前に登頂しちゃったので、このあたりをウロウロ走って野営地を探しました。(明日の日記に続く)

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