22/10/20

冬期閉鎖の前に②

【昨日の日記の続き】
十石峠の支線林道に入り、良さげなスペースを見つけて設営開始。まだ16時頃なのに急速に暗くなってゆき、ちょっと焦りました。
1本目のビールをぐいぐい飲みながらテントを建て、寝床を敷き、着替えて「さぁメシだ」と思ったところで雨が降り始めました。というわけでこの日は焚き火をせずにテント内で夕食を頂きました。

メニューはチゲ鍋、水餃子とつくね団子を追加ぶち込み。と書くと楽しそうですが実際はテントの床にビールをこぼし、チゲ鍋の匂いが充満し、アルストの炎が予想外に強くて焦り、結露でびちょびちょでテント内は修羅場でした。ごちそうさまでした。

夜が更けて寒くなってきた。携帯の電波は来ない。シュラフにこっぽりと籠りながらワンセグのテレビを見る。ドラマ「科捜研の女」で沢口靖子が「これは事件だわ」と言うのを見ながら眠ってしまう。鹿がキョンキョン鳴く声で目が覚める。おっと!テレビ点けっ放しでスマホのバッテリ上がっちゃうところだった。
この森は鹿がしつこかった。地面をパンパン踏み鳴らしながらキョンキョン鳴いて、夜中に何度も起こされました。自分のテリトリーに変なものがいるのが余程嫌だったのか。ごめんなさいよ。だけど眠らせてくれよ。

翌朝はすっきり晴れてくれました。7時起床。温かいコーヒーが美味しい。ゆっくりと片付けして9時半に再スタート。しかし…

あれれ? Eバイクのバッテリー上がってるよ。昨日の夜はバッテリ残量が最後の1目盛りでした。寒さで電圧低下したか? 仕様がない。2日目は上野村へ下るだけだ。時々現れる登り返しは自力で登ろう。

10時半頃にゴール。楽しいツーリングでした。この時間なら都内で行われる展示会に間に合うだろう。
しかし「身体が臭いからお風呂に入って行こう」と秩父の温泉に寄り、「あ~腹へった」と昼食を取っていたら夕方になってしまい、結局展示会には行けませんでした。どうもすいません…

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