22/12/09

ガラスコーティング

昨日の日記で紹介したIさんのRP9は、組み立て作業に入る前に外注業者さんにひと手間くわえて貰いました。ガラスコーティングです。

施工してくれたのは千葉市中央区の「アッシュガーレ」さんです。本業はクルマのボディのコーティングですが自転車のフレームにも施工してくれます。
なお、こちらの代表の乾氏も実業団登録しているレーサーで、RP9のオーナーのIさんとチームメイトだったりします。自転車についてもコーティングについても熟知している技術者なので安心して作業を任せられますね。

RP9にどのようなコーティングを施したのかは「アッシュガーレ」さんのホームページに詳しく記載してありますのでご覧ください。
当店もオーバーホールで全バラしたフレームを”いちおうガラスコート”して納車します(Wako’sの「バリアスコート」を使用)。「アッシュガーレ」さんのガラスコートと、我々が市販ケミカルで気軽に出来るガラスコートはどう違うのでしょうか? 乾氏に聞きました。
「コーティング剤の成分も効果も持続力も違う」とのことです。「Wako’s/バリアスコート」など市販のケミカルは厳密には”ガラスコート”ではなく”ガラス系保護剤”と言うそうです。フレームを薄い油膜で覆うことで光沢を出し、汚れが付き難くなる効果が得られます。しかし硬い皮膜ではないのでフレームの塗装を傷から守る効果は薄いです。持続力も低くパーツクリーナーなどで簡単に落ちてしまいます(Wako’sは「効果は3ヶ月」と言っていた)。
一方、「アッシュガーレ」さんのガラスコーティングは硬い皮膜でフレームを覆うので、微細な傷から塗装面を守ってくれます。持続力も高く基本的には剥がれません。そのうえ撥水・防汚・光沢効果も持っています。理想のコーティングですね。(撥水・防汚・光沢については経年劣化で効果が落ちてくるので、ときどきメンテナンスが必要とのことです)
お値段は¥15,000~¥35,000。傷も汚れも無い新車か洗車が必要な中古車か、単層塗りか二度塗りかでお値段が変わります。私が紹介したからと言って安くなることはありません。あしからず。
施工は数日間バイクを預けることとなります。詳しくは「アッシュガーレ」さんにお問い合わせください。…あ、もちろんクルマの施工も頼めますよ。
ピカピカの愛車で気持ち良くサイクリングを楽しんでください。

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