23/03/17

不測の事態に備えて

昨日の日記で紹介したKさんの「Cannondale/Topstone 長旅仕様」は、納車時に普通のお客様には勧めないような付帯装備も御案内しました。
普通のお客様だったら「調子が悪くなったらバイクを持ってきて下さい」と言えるのですが、Kさんはこれから何ヶ月間も旅に出るので私が自転車を診れません。それどころか周囲に全く自転車屋が無い状況でメカトラブルになるかもしれません。そんなときに必要な装備を御案内しました。

パンク修理キットは当然として…


上写真左から
①チェーンのミッシングリンクと予備駒
②チェーンカッターを備えた携帯工具
③リアディレーラーハンガー
④チェーンオイル
⑤ディスクブレーキパッド

①②…出先でのメカトラブルでパンクに次いで多いのがチェーントラブルです。チェーンの切断~結合が出来れば対処できます。10速ミッシングリンクは上手くやれば手で脱着できます。
③…リアディレーラーハンガーを曲げるトラブルも多いです。リアディレーラーハンガーはその辺の自転車屋さんに駆け込んでも在庫は(ほぼ)見込めないので、自分の自転車用を携帯したほうが良いでしょう。
④…対候性の高いオイルを少量携帯することをお勧めします。
⑤…パッドの擦り減りに気付かない方は多いです。これもその辺の自転車屋さんに駆け込んでも在庫ない場合が多いので、自分の自転車用を携帯することをお勧めします。
Kさんは③~⑤を買ってくださいました。

おそらく旅の途中で消耗品類(タイヤ・チェーン・ブレーキパッド・シフトケーブル・バーテープなど)の交換が必要となるでしょう。ときどきサイクルショップに寄ってメンテナンスしてもらって下さい。
事故なく無事に帰って、素晴らしい旅の思い出を作ってください。

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