日記

いろは坂と志津林道

今週の定休日はMTBライドしてきました。日光の山奥で紅葉とグラベルライドを楽しんできました。

起点は男体山ふもとの「裏見の滝」。まずいろは坂を登って奥日光へ。中禅寺湖畔を流し紅葉見物。戦場ヶ原から林道に突入。裏男体山林道でピーク(1800m)まで登ったら、野州原林道~志津林道でいっきに下ります。距離53km・獲得標高1300m。
12年前にこれとほぼ同じルートでMTBイベントしたときは、東日本大震災と豪雨の影響で林道がガタガタで乗車困難な区間が多かったです。今はどんな状態かな?

11時半に山の麓をスタート。すぐに第二いろは坂の登り開始。今日はE-MTBなのでいろは坂もスイスイ。だけどこの時期、日光は混んでいます。明智平の手前は渋滞していました。休憩もそこそこに先へ進みます。

中禅寺湖周辺と戦場ヶ原も観光客で賑わっていました。日本人よりも外国人のほうが多い印象。紅葉見物もそこそこに先へ進みます。

戦場ヶ原から東に折れて林道へ。この25km地点からゴールまで一人も人間に会いませんでした(動物はいろいろ居た)。
人の賑わいから静寂へのギャップが激しく、これが山奥へ入るときの高揚感を高めてくれます。

右手に男体山を、左手に日光三険(太郎山・女峰山・大真名子山)を見上げながら走ります。
裏男体山林道は全線舗装。野州原林道もよく整備されたダートでスイスイ走れます。

志津林道からとたんに路面が荒れ始めます。タイヤのエア圧を下げました。だけど12年前と違い乗車率100%で下れます。

まだダートの下りが10km以上も続くんですが、この辺りでアクションカムのバッテリが切れちゃった。ここからが良いところだったのに…
狐と林道でチェイスしたり、ハッとするほど鮮やかな毛色のテンに出会えたり、鹿の群れが林道を横切ったり、大きな猪と数秒間対峙したりと多くの動物と出会えました。動画に撮れなくて残念。

ガレガレの下りがウンザリするほど続きます。これはこれで楽しいけど、徐々に不安になってきました。クルマの通った痕跡が全然見られない。ってことはこの先に大きな崩落個所があるのかも。担ぎでも越えられないような崩落だったら中禅寺湖まで引き返さなくちゃならない。時刻はもう15時だし。大丈夫かな…

大丈夫でした。完抜けできました。16時頃にゴール。面白かったぜ。だけど1300mくらい登るので当店MTBイベントに使うのはちょっとキツいですね。
雪が融ける頃にまた来よう。