デモ車のホイール組み直し(その1)

現在、私の乗っているロードバイクは、軽量ロード(Scott/Addict RS)・グラベルロード(Cannondale/Topstone)・リムブレーキロード(Scott/Solace)、そしてEロード(ORBEA/Gain)の4台です。各カテゴリのロードバイクを楽しめる恵まれた環境で自転車生活を送っております。
しかしこの4台のうち、あまり稼働していないバイクが1台あります。リムブレーキロードのScott/Solaceです。やはり油圧ディスクブレーキのロードバイクに慣れてしまうとリムブレーキ車はなかなか乗る気になれないのです。加えてコイツが履いているホイールのカーボンリムが良くない。ブレーキの効きがイマイチなんです。

だけど自転車は適度に走らせてやらないと駄目になってしまいます。もっと走らせたい! それにこのバイクは代車としてお客様に貸し出すこともあるのでブレーキの効きは改善させないと…　カーボンリムをアルミリムに交換しよう!
だけどホイールまるごと新調はしません。GOKISOのハブを持っているのでこれを活かしたいのです。というわけでリム交換しました。

まずリム選びから難儀しました。ディスクブレーキ全盛の現在、｢700c｣｢アルミ製｣｢リムブレーキ用｣｢クリンチャー｣｢フロント20穴・リア24穴｣という条件を満たすリムがなかなか見つからなかったのです。
いろいろ探してTNIのアルミリムに適合するものを見つけました。リム内幅13mm、細っそ! ほんの数年前まではこれが標準的だったんですけどね

無事にホイールを組み直し、ブレーキシューもタイヤも新調して走ってみました。油圧ディスクブレーキとは比ぶべくもないですが、カーボンリムの時よりはだいぶ効きが改善しました。
まだまだリムブレーキロードに乗っておられるお客様は多いので、当店テスト用車両もリムブレーキ車が必要です。これからもこのSolaceには活躍してもらいます。