日記-試乗車

デモ車のホイール組み直し(その3)

デモ車「ORBEA/Gain」もホイールを組み直しました。ここ数ヶ月で完全に私のメインバイクとなったEロードです。定休日の山岳サイクリングではこればかり乗っています。

今回はリアホイールを軽量化です。しかしこのEロードはリアハブにアシストモーターを内蔵しているので、ホイールまるごとは交換できません。アルミ製リムをカーボン製に交換しよう。選んだリムはGrowtacのカーボンリムです。

さて、後輪を組み直して車重を測ってみました。下写真のペダル未装備状態で実測10.8kgです。おぉ、11kgを切ったぞ! 獲得標高3千mまでアシストしてくれるEバイクで車重10kg台のものなんて他に無いぞ!
この車重は多くのグラベルロード・クロモリロード・入門クラスアルミロードとほぼ同じか、それよりも軽いくらいです。いちおう軽量化成功です。

だけど皆さん思うでしょう? 「Eバイクをグラム単位で軽量化するのに意味あるのか?」って。確かに普通の電動アシスト車なら殆んど意味のない行為です。しかしこのGAINでは大きな意味を持ちます。このGAINは電動アシスト無効速度域(24km/h以上)でも普通のロードバイクと同等に走ることを狙っているからです。

多くのEバイクは車重16kg以上もあるので、平地巡行で普通のペダルバイクと同ペースで走るのは困難です。登り区間ではぶっち切れるけど平地区間では付いて行けない。ちょっとくらいの軽量化では意味を成さない。
だけど超軽量EロードのGAINなら、平地区間では普通のロードバイク集団と一緒に走り、登り区間ではすいすい電動アシストです。電費も優秀、獲得標高2千mは余裕、節約モードで走れば3千m超も登れます。最強のロードバイクじゃないか!

しかし更に欲が出てきました。平地30km/h巡行をもっとラクにしたい。そこで軽量化です。特に車輪外周部の軽量化は平地高速巡行に効きます。
こんど平地ロングライドに行ってみよう。

このEロード、軽量化対策はほぼやり尽くしました。これ以上軽くしても車重10kgを切るのは無理でしょう。だけど平地も登りもこれくらい走れれば充分です。あとはたくさん走らせてこの素晴らしいEバイクの性能を活かしてやろう。