下見 in 八溝山

今週の定休日はMTBイベントで使えそうな林道を偵察してきました。茨城～福島県境の八溝山です。

実は八溝山の林道は過去にいちどMTBイベントで使ったことがあります(上写真)。もう18年も前のことです。
あの頃のMTBイベントはトレイルに詳しいお客様に案内してもらって走っていました。なのでどんなルートだったのか正確に覚えていません。
久し振りに八溝山を走ってみたくなり、自分でルートを引いてみました。

今回走ったルートはこんな感じ。大子町を起点にK28で登坂(全線舗装、獲得標高:約1300m)。八溝山に登頂したら真名畑八溝林道でダウンヒル(約14kmのダブルトラック)。下りだけグラベルを楽しみたい人向けのルートです。

9時にスタート。K28大子那須線は麓の16km地点あたりまでは傾斜が緩く、登り勾配を意識せずに走れます。K248と交差するあたりから徐々に勾配がキツくなり、人家もクルマの通りもまばらになり峠道っぽい雰囲気になってゆきます。

八溝嶺神社の鳥居を過ぎると人家もクルマも皆無に。この付近で会った人間はランドナーで登る男性一人でした。

県境から福島県側にいったん下って、再び八溝山頂まで登り返します。この区間に絶景ポイントがあります。上写真は北西の那須方面を見下ろします。

こちらは南東の大子方面を望みます。ここで昼食としました。絶景を眺めながらコンビニおにぎりをパクつきます。

もうひと踏ん張りして八溝山登頂を果たしたらいよいよダート林道へ。真名畑八溝林道の下り開始です。八溝山東側の石井方面に降りてゆく林道です。昨日は通行止めは解除されていました。

砂利道状態は概ね良好なダートです。激しくガレている個所はありませんでした。
景色の開けた展望ポイントはありません。ずっと写真のような薄暗い森の中を下ります。人の気配が皆無な森の中を何時間も走っているときのゾワッとした雰囲気が好きです。

下りはアッという間。R118まで下ったら自販機を探してジュース休憩しながら帰りました。下界は暑いな。15時頃にゴール。
仮眠をとりながらのんびり運転して千葉まで帰りました。

楽しかった。八溝山はなかなか面白いサイクリングフィールドだと思います。ロードバイクでもMTBでも楽しめそうだ。
しかし千葉からアクセスしにくいのが難点です。片道3時間はちょっと遠い。常磐道からも東北道からも離れているし。イベント実施は要検討ですね。