日記-ロードツーリング

磐梯吾妻キャンプツーリング(Day2)

【昨日の日記の続き】

夜中にトイレに起きたとき、星空を撮ってみました。
獣の鳴き声も聞こえず、静かでよく眠れるキャンプ場でした。

翌朝は6時起床。標高1600mの早朝は涼しい。ウェアとシュラフを干しながら朝食を済ませ、慌てずのんびり撤収にかかります。8時に再スタート。

スタートと同時に長~い下り坂なので気持ちもラク。っていうかワクワクしてきます。
磐梯吾妻スカイラインは、浄土平を境に北側と南側で全く違う景色が広がります。昨日登って来た南側は緑豊かな山々が広がる雄大な景色が楽しめました。北側は草木の枯れた荒涼とした景色の中を下ります。

大きな木が生えていないので、これから下る道や、いま走って来た道がくっきり見えて楽しい。
まだ朝8時なのでクルマも少なく、ブレーキを強めにかけながらノロノロと天空ロードを下りました。

火山性ガスが危険なのであまりゆっくりしてられないんだけど、勢いよく下っちゃうのは勿体ない。この景観とユルい下りを長く楽しみたくて、浄土平~霜降の区間はゆっくり下りました。

わたくし、遠征して景色の良い峠道へ行くたびに「この道を再び走ることは無いだろう。よぉく景色を目に焼き付けておこう」と思いながら走っているのですが、今回の磐梯吾妻スカイラインは「必ずまた走りに来よう」と思わせてくれる道でした。

絶景区間を過ぎちゃったらスピードUP。高速で九十九折れを下ります。不動沢から麓の町まで高低差1000m以上を一気に下っちゃったけど、下界のあまりの暑さに驚愕。

R115土湯バイパスを「道の駅つちゆ」まで登ります。二日目で唯一の登り区間です。
土湯バイパスのトンネルは自転車通行不可。というわけで途中から旧道へ。この旧道がなかなか良かった。クルマが殆んど来ず、木陰が涼しく、勾配はユルめ。

道の駅つちゆで昼食休憩したら郡山を目指して南下します。下り基調なのでスイスイ。だけど猛暑。ときどき自販機でドリンク休憩しながら終点を目指し、12時半にゴール。

走行距離133km・獲得標高2,640m・Eバイクバッテリ消費91%でした。今回もEロード「ORBEA/Gain」にたくさん助けて貰いました。気持ち的・体力的・時間的にある程度余裕をもって走れたのはこのEロードのおかげです。
楽しい二日間でした。数年前から楽しみにしていた磐梯吾妻スカイラインを快晴の下で走り切れて良かったです。またいつか走りに来よう。裏磐梯も行ってみたいな。次はどこに行こうかな…