お客様SさんのCervelo/S2です。見てのとおりトライアスロン仕様、カッコ良いバイクですね。
先週の日曜日、私が富士スバルラインを登っている頃、このバイクは長崎県五島列島の福江島を走っていました。｢五島長崎国際トライアスロン大会｣です。国内でアイアンマンディスタンス(スイム3.8km、バイク180.2km、ラン42.2km)で行われる数少ない大会のうちのひとつです。しっかりトレーニングを積んだアスリートでも完走に11時間以上はかかる過酷なレースです。
Sさんが初めてロードバイクを御購入くださったのはホンの3年前のことで、このときは入門クラスのロードバイクでした。｢いずれトライアスロンにも挑戦したい｣と仰っておりましたが、この頃はまだ当店のサイクリングイベントで千葉県内の山を登っただけで脚が攣ってしまい、私が励ましながら走ったりしていました。しかしその後Sさんはどんどん速くなり、一年後には私が追い付けないほどになっていました。かなり慎重にトライアスロン大会へのエントリを準備していたSさんですが、たった3年でアイアンマンディスタンスを好成績で完走するまでになるとは凄いです。ちなみにSさんは50代のミドルエイジです。
私より年上の50代の皆さん、元気な方が多いです。ロングディスタンスのトライアスロンに挑戦したり、600kmのブルベを完走したり、実業団レースで若い奴をまくったり、獲得標高3,000m超級の1Dayヒルクライムを走り切ったりと、皆さん目標を高く設定し、それをしっかりクリアしています。仕事も自転車も一生懸命な先輩方に囲まれて、私もうかうかしてられません!