23/04/06

デモ車紹介「Scott/Scale e-Ride」①

当店デモ車の「Scott/Scale e-Ride」を紹介します。既に乗り始めてから3年近くが経っており「何を今さら」感が否めないですが、今までちゃんとインプレを書いていなかったので改めて紹介させて下さい。”Eバイク”という自転車についての感想も含めて述べてゆきます。

【SPEC】
アルミフレームのMTBタイプのEバイクです。3年前は定価36万円でした。海外ブランドのEバイクとしては安いほうです。現在はScottのラインナップから外れています。
パワーユニットはBoschのミッドマウント、バッテリは500whと大きめ、タイヤは29インチ。
当店の車両はフロントサスとホイールを交換してかなり軽量化しています。またドライブトレインもSRAMの12速に換えて多段化・ワイドレシオ化しました。

【アシスト】
アシストモードは「Turbo」「Sport」「Tour」「Eco」の4段階です。
最強の「Turbo」モードは強烈にアシストしてくれます。
真ん中の「Sport」と「Tour」は殆んど違いが分かりません。峠越えではこの「Tour」モードで充分です。
最弱の「Eco」モードは、やっぱりちょっと弱い。電力消費を抑えたいときしか使いません。
速度24km/hで電動アシストは切れますがパワーラグは全く感じません。モーター音は静か。

【バッテリ消費】
「Eco」モードなら獲得標高3千mを登り切れたこともありました。
「Sport」モード・「Tour」モードだと獲得標高2千mくらいに抑えたほうが良いと思います。
季節によってもバッテリ消費に差が出ます。寒い冬は消費が早いようです。
バッテリインジケーターは5段階表示なのですが、最後の1目盛りは信用してはいけません。「実質4段階表示、最後の1目盛りはオマケ」のつもりで見ています。

【耐久性】
凄く丈夫です。約19kgの車体に体重80kgのじて吉が乗って10kg弱のキャンプ装備を積んでトレイルをドカドカ走っていますが問題なしです。
いちど崖から落としてしまったことがある(ボヨヨ~ンと跳ねながら落ちていった)のですが壊れませんでした。

【不満点】
・バッテリ消費に一貫性が無いので、バッテリインジケーターの目盛りをもっと細かく(10段階くらい)にして欲しい。
・ちょっと重い。トレイルで押すとき辛い。

≪明日の日記に続く≫

TOP