昨日の日記で紹介したYさんのスタジャンFSR、今どきのMTBらしく面白そうな装備をいろいろ積んでいます。
まずタイヤ、27.5″×2.6″と太めサイズです。幅2.6インチっていえば10年前ならダウンヒルバイクのサイズでした。サスペンションのストロークは前後とも150mm、これもひと昔前なら下り系バイクのトラベル量です。しかしこのスタジャンFSRは登り寄りのAM系MTB。バイクの軽量化とサスペンションの高性能化がこのスペックでも楽に登坂できることを可能にしました。
コンポはSRAMのEagle、1×12速です。リア12速のスプロケは10-50Tの超ワイドレシオ。今どきのMTBの中級～上級機種はフロントシングルがディフォルトになりつつあります。
収納も面白い。フレームのボトルケージ固定部がガパッと外れて、ダウンチューブ内にスペアチューブやポンプなど長物を入れられます。ここに魚肉ソーセージを入れて走り、山の中でおもむろに食う、なんてことも可能。
他にも、コマンドポスト(100mm可動域で手元レバーで無段階に上下動するシートポスト)、オートサグ(リアサスの自動サグ出し機能)、ブースト規格(幅広タイヤに対応したハブ規格)、チューブレスレディ対応ホイールなど遊べる機能が満載。走っても弄っても眺めても楽しい今どきのMTBです。