20/02/07

ライポジは移ろうもの



ライディングポジションについては、プロのフィッターやショップのスタッフがそれぞれの考え方を持ってお客様にフィッティングを行っています。私のライディングポジションについての考え方は…
①ポジションは人に言われて変えるものでは無く、時間をかけて自分で探って行くもの
②しかしポジションは刻々と変わって行くもの
③そしてポジション合わせに”正解”は無い
という3点です。最初の納車時に基本的なポジション出しは行いますが、お客様の感覚を優先しながら一緒に考えてフィッティングします。そしてその後の実走行で様々なポジションを試せるようバイクの各部のカスタマイズをお手伝いし、じっくりとベストポジションを探って頂きます。しかしベスポジが見つかっても、身体が変化すればまたポジション変更したくなるもの。その都度バイクの改良をお手伝いするのが私の役目です。
写真はお客様YさんのS-Works初代Vengeです。今週、3回目のオーバーホールを済ませました。今回のオーバーホールではハンドルバーを「S-Worksエアロフライ・カーボン」という高級ハンドルに交換しました。このハンドルの特徴は25mmもライズしている点です。今までかなり大きいハンドル落差で走っていたYさんですが「前傾がキツくなった」と大幅にポジション変更です。
ベストポジションを探りながら走るのもスポーツ自転車の楽しみのひとつです。御相談ください。

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